機械系学徒がインデックス投資で百万長者になるまで

機械系の人間がインデックス投資で悠々自適な生活を送るまでを実直に書いていく。

毎月分配型投信は本当に情弱向けですか?

毎月分配型投信を知ってますか?

毎月分配型投信とは,毎月分配金を投資家に配ってくれる"夢のような"投資信託の事です.

 

夢といっても悪夢のほうですが...

その名の通り,毎月分配金を投資家に振り込んでくれる投資信託です.ほとんどの場合この投信は情弱向けといっても過言ではありません.

例えば,ブラジル株式ツインαファンドが有名だと思います.楽天証券の投信買い付けランキングでもslim先進国株式インデックスを上回る人気を獲得していましたね.

www.tdasset.co.jp

https://www.tdasset.co.jp/fund/prospectus/BE1.pdf p8より引用

分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。

 とあるように,分配金を配ると投資信託の純資産はどんどん減ります.また分配金が払われれば払われるほど基準価額*1も下がります.

ここまでは読めばわかりますね.

また投信選びではファンドの目的も大事になります.これは次の通りです.

安定した配当収入の確保と中長期的な値上がり益の獲得を目指して運用を行います。

 https://www.tdasset.co.jp/fund/prospectus/BE1.pdf p2より引用

この目的が現在達成されているかどうかは基準価額データと,分配金を過去どのように分配したかを見れば分かるはずです.

f:id:fosowaW:20200627223321j:plain

T&Dアセットマネジメントの当該ファンド情報より引用

上の説明の通り,赤線が基準価額,青線が基準価額+分配金を表してます.下の山脈が純資産総額を表しています.

果たしてこれは安定的な配当収入の確保と中長期的な値上がり益の確保を目指した結果でしょうか?

もちろん違いますよね?

例えば2019/7/25に1万円だけ買い付けて,2020/6/25まで持ち続けた場合には,基準価額の損と分配金の得を計算するとマイナスになります.

計算すると538-1358+540=-820+540=-280ですね.

また分配金を出すとファンド自体の"価値"が下がりますね.つまりタコ足配当状態です.なのでこの状態の投信にお金をつぎ込んでも無駄になる可能性が高いです.

 

やはり現代を生きる人間にはこのような商品を買わずもっと賢明な商品を買うリテラシーを養う必要がありますね.

*1:投資信託の1万口あたりの価格